白倉由美さんの作品
白倉由美さんは現在小説家・シナリオライターですが以前は漫画も書いていました。
漫画は全て絶版です。
現在は「ザ・スニーカー」(角川書店)という雑誌で「ミルナの禁忌」を執筆しています。
注)出版順に並んでません。好きな順でもありません。
気の向くままに書いてます(笑)
東京星に、いこう
1〜3巻(秋田書店)
上・下巻(主婦の友社)こちらはまだ売られています
主人公「鈴森珊瑚」が大学へ進学するため東京に上京して、そこで2人の女性と同居する事になる。
3人の女の子だけで1つの家に同居して、同じ時間を共有しながらそれぞれの夢を目指しながら暮らしています。
楽しい事や悲しい事が起きながらも自分達の未来に向けて歩んでいく物語。
とっても乙女チックでフリフリです。そういうの嫌いな人はダメかも (^^;
『夢』(将来の希望)や『創作』をテーマに物語が作られています。
特に『創作』に興味がある人は読む価値高いです。
最後の言葉がね・・感動なのです・・。
セーラー服物語
1〜3巻(秋田書店)
短編集です。
昔書いた作品なども短編で収録されています。
2巻からは東京星みたいな作品が多いかも。
短編なので総括して説明は難しいです・・・
色々とHなのですが、露骨ではないです。女性的な感覚で、郷愁感があります。
なんとなく、イケナイものを見ているような感じが・・(笑)
後半は昔の作品の再収録です。
卒業、最後のセーラー服。
1〜4巻(秋田書店)
草薙優恵・草薙雄高 二人は同じ高校、同じ学年。
で、両者の関係は姉弟。
両親は海外に行っていて、二人だけで同じ屋根の下に暮らしているうち、ひかれ合うようになるのです。
しかし、二人の関係を脅かす事件が次第に出てきて、今までの関係ではいられなくなってしまいます・・・。
前半は『禁断の恋愛』って感じなのですが、後半は雰囲気ががらっと変わって二人の恋愛のその先の物語になります。
その二人がかわいそうで途中から読むのが辛いです・・でも最後まで読みました。
コドモがオトナになる過程で出会う通過儀礼、自分の心の置き場所は?とか・・・
初めて読んだ白倉由美さんの漫画です。まさに衝撃的でした。
作品中に散りばめられている言葉や詩などが切なくて素敵です。
購いの聖者
1巻(太田出版)
双子の姉妹、紫と花歩の母親は自分の息子(紫らの兄)を殺し、自殺した。
仕事を理由に娘達を顧みない父親をよそに、二人は自分達だけの完璧な世界を作り上げていた。
ある日花歩は街で牧師の姿をした青年と知り合う。母親の”呪い”をとくため、『魂のこと』を知りたいと重いつめる花歩は、師と呼ばれるその青年の説く『聖なる言葉』とともに漂流を始める・・・
帯から抜粋。一部変更
帯に書いてあるのですが『わたしたちは、どこに行けば、大人になれるのだろう‥‥』っていうことがテーマです。
主人公『花歩』が、いわば”宗教”に真実を求めていく物語です、が、どちらかというと現代社会における宗教のポジションってどんな物なのだろう?という事を考えさせる思想漫画です。
実際、漫画コーナーではなく現代思想コーナーなんかに置いたそうです。
宗教問題と一人の少女の物語が見事なバランスで組み合わされている作品。
宗教団体の是非を語るなら一度は読んでほしいです。
セーラー服で一晩中
1〜2巻(秋田書店)
主人公 藤井貴生は急死した兄の妻 川原砂緒と同居する事になった。
貴生は兄とは10才近くも年が離れていたが、兄の妻は実は貴生と同年齢。
同じ高校に通いながら、2人だけで同じ家で暮らす事になる。
そこで(二人が住んでいる家)ふたりは「大人になる事」について考えています。 |
この文は作者あとがきに書いてあった文です。
内容をうまく表現しているので抜粋しちゃいました (^^;
大人になる前の短い特別な時間がこの家にはつまっているのです。
ソロモンの指輪
1巻(徳間書店)
短編集です。
白倉由美さん最初の単行本です。(たぶん)
白倉由美さんの初期の作品で、今の時代からみると随分古いストーリーや絵ですが、女の子の夢とか未来に対する不安とか生命を宿す事とか、女の子の視点から叙情的に表現してあって、奥深い内容です。
夢から、さめない
1巻(角川書店)《小説です》
「動物園襲撃計画」という題名の記された青いノートが3人の少女と2人の少年の手から手へ受け渡され、新月の水曜日、彼らは夜の動物園で出逢う。
淡く儚い物語。
数人の語り手が一つの「動物園襲撃計画」というノートを中心に、物語を構成していきます。
ささやくような文章で、切なく、儚く、甘く、流麗な言葉が散りばめられていてとっっっても素敵です。
一応『青春ラブストーリー』らしいのですが‥‥あまりに深くて個人的には文学と言った印象の方が深いです。(前衛文学と言うべきか
(^^;))
でも、とても読みやすくて、スッと入って行けますよ (^^
心理学や哲学的にも興味深い本だと思います。
一つの事象にたくさんの視点がある事を、物語で自然に語っています。
ここまで多元的に物を見ている白倉由美さんはスバラシイっ!
多分、現在白倉由美さんの作品中で一番入手しやすい物ではないでしょうか?
よく本屋で見かけます。
その他、読んだ事はありませんが
が漫画で出ているようです。
他、ラジオドラマCDがたくさん出ていますが、購入してないし、面倒なので(^_^;)ここでは書きません。
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